薄燈林

主に見た映画やアニメとかの感想をだらだらと

バービーの思い出

これはバービーに感じた既視感だが、平ジェネFinalみたいな映画に似ている。フィクションの世界から現実へ境界を越えてくる、あの頃遊んでいた持ち主(視聴者)と対面するなんかは特に近しい。 ただし、今ここにある問題に向き合うほどのパワーは仮面ライダ…

首:雑記

首、面白かった。初たけしで緊張したけれど、ずっと楽しく見ていられた。初っ端から首の断面、一族郎党斬首で始まり、そこから首、首、首とバイオレンスだった。加瀬亮の信長も良かった。最近ではあまり見られない狂った信長、上司にしたくない戦国武将第一…

キラーズオブザフラワームーン:雑記

キラーズオブザフラワームーン見てきた。3時間もあって後半は己(尿意)との闘いだったけど、3時間以上の上映時間で飽きることは一切無く、高い満足感を得られること間違いはないだろう。次は巷で話題の饅頭を持参すべきか。 この映画では白人による、有色人…

メメント

自分の外に世界はあるだろうか。 「メメント」はノーランの初期の作品であり、巻き戻し、複雑な時間構成、緻密な会話といった、その後生まれる数々のノーラン監督作品の特異な映像表現の原液ともいえる。前向性健忘の主人公レナード(レニー)による、ある復…